今春就職のために一人暮らしが始まり、またコロナ禍で在宅勤務にシフトしたこともあって、これまでほとんどやったことのなかった料理に毎日励むようになった。まだ少ないレパートリーをレシピを見ながらたどたどしく作っているけど、時々アレンジを加えたりして味の変化を楽しんでいる。

ある休日の昼下がり、あるきっかけでふと「お菓子作りしてみてえな」と思い立ち、好物のパンケーキづくりに挑戦した。

…が、なんともひどい出来になったので、今後の反省に活かすべくここに記録したいと思う。

なんでパンケーキ?

好物は別にパンケーキに限らず色々あるが、以下の動画がおすすめに流れてきたことがきっかけである。

(韓国語だけど、英語字幕もあるのでわかると思う)

たまご1個だけ!」というタイトルのキャッチーさと、6分弱というコンパクトな動画構成、 そして何よりフワッフワに仕上がったパンケーキに惹かれた。 もうまんまと「すっげぇ簡単そう…これなら私にも作れるのでは…」と思い込んでしまった。

お菓子作りは全然甘くないことを、後々知らされることになる。

レシピ

もうほぼ動画のとおりだと思うけど、備忘録として改めて書き記しておく。 (間違ってたら教えて下さい…)

材料

  • 卵 1個
  • 牛乳 大さじ1杯(15ml)
  • 薄力粉 大さじ2杯(15g)
  • 砂糖 大さじ1杯+小さじ1杯(17g)
  • 植物油 小さじ1杯(5g)
  • バニラエキス 1g
  • 水 少々

作り方

  1. 卵の黄身と白身を分ける。
  2. 黄身を入れたボウルに薄力粉と牛乳、植物油を入れて少し粘り気がするまでかき混ぜる。
  3. 白身を細かい泡がでるまでかき混ぜる。(ホイップづくり)
  4. 引き続きホイップに砂糖を2,3回ほどに分けて加えつつ、泡で山が作れるくらいまで混ぜていく。
  5. 2に4を少しずつ加えてじっくり混ぜる。あまりかき混ぜすぎない。
  6. 弱火で熱したフライパンに植物油を少々ひき、生地(5)を入れる。
  7. 水をフライパンに入れてフタをし、3〜4分ほど焼く。
  8. フタを開けて生地をひっくり返し、水を垂らして再度フタをして3〜4分焼く。
  9. 盛り付けて出来上がり。お好みでバターやシロップなどかける。

書いてみると結構な手順を踏んでいることがわかる。

成果

とりあえず、どんなものが出来たのかお見せしましょう。

おせんべえ

平たくて固いおせんべえになってしまった…味もなんか微妙… 違った意味でおもわず笑みがこぼれた。

反省点

お菓子作りはジェンガのようで、ひとつでも手順をうまくこなさなければ、立て続けにうまくいかなくなるのだなあと実感した。

まあとかく失敗しまくりだったのだが、特にハイライトをひとつ上げるとするならばホイップづくりあたりだろうか。

上記の動画ではホイップづくりにハンドミキサーを使用しており、ごく短時間でホイップに仕上げていた。 しかし一人暮らしを始めたばかりの私の自宅にはそんな用途の少なそうな器具はもちろん持っておらず、 仕方なく泡立て器で気合入れてかき混ぜざるを得なかった。

私は元来忍耐力に欠け、何でも手短に終わらせがちなせっかち人間である。 こんな性格の持ち主に山ができるまで長時間かき混ぜ続けるのは拷問でしかなく、途中で廊下にぶちまけたい衝動に駆られ続けた。

…結局、シャバシャバのホイップのまま黄身と混ぜて焼いてしまったのである。 当然フライパン一面に生地が広がり、当初2つできるつもりが合体して1枚のせんべいに。

う〜ん、このままだと悔しいし再挑戦はしたい。 今度の記事はふわふわ生地のパンケーキ画像でドヤりたい。

まとめ

もうハンドミキサー買う。